小説 きみはユーレイ ぼくは死んだら、消えてなくなると思ってた。 だからきみに出会ったとき、本当にびっくりした。きみは、ふわふわ空に浮いてて、しかも半透明で、さわろうとするとすり抜けた。 きみはユーレイなの? って聞いたら、きみは首を傾げて、両手を胸の前にぶら... 2023.11.01 小説短編小説