日記 2023/11/21〚勉強と現実〛 憂鬱だ。 私は一体、何年も前の事にいつまでとらわれるのだろう。でもそれを手放したらもう私は私ではない。それぐらい私は今目の前のことから隔てられた場所にいる。 目の前のこと。 最近、哲学の勉強に嵌った。 本当はゼミの発表の準備とか、し... 2023.11.22 日記
エッセイ 相談室にて③〈自分の人生って何なんだ〉 カウンセラーの先生曰く、自分の人生を生きなよ、ということになるらしい。 うん。でも自分の人生というのは、一体なんだろう。自分の人生は、結局、自分だけのものではない。切り離せない過去、数多のしがらみ、多くは「関係」によるものだとおもわれるが... 2023.11.20 エッセイ
日記 2023/11/20〚時雨の季節〛 時雨とは、冬の初めに、晴れていたのに急に降りだし、かと思えばやむ雨のことをさす、冬の季語だ。 今日はそんな季節を感じる一日であった。 午前中に、相談室へ行った。その話は別のところで。 学生食堂は、とにかく昼時は混んで、嫌なので、ピーク... 2023.11.20 日記
エッセイ 人生は物語ではない 例えば未来のような何かを夢見て、それがついえた後の苦痛にまみれた日々を私は知っていた。でもそういうやるせない日々に、少しだけ心が穏やかになる瞬間はたしかにあった。 私はそれを、踏みにじるようなことは、できないのだと思う。道端に咲いている小さ... 2023.11.20 エッセイ
エッセイ 相談室にて②〈カウンセラーはどれくらい覚えてくれるのか・忘れるのか〉 カウンセラーはどれくらい覚えている? カウンセラーの先生とお話させていただくようになって、これはネックのような気がしてきた。 カウンセラーという人は、一日に何人もの人の話を聞いていることと思う。そうなってくると、一人一人の話を詳細に記憶... 2023.11.18 エッセイ
エッセイ 相談室にて①〈カウンセラーと話して考えたこと〉 私はこれまで、誰かに何かを、本格的に「相談」するということをしたことがなかった。 大学3年生の9月の終わりごろ。夏休みに心を打ち砕かれた私は、始めて「相談室」とでもいうべき場所に足を踏み入れることにした。 大学の、健康管理に関する施設。そ... 2023.11.18 エッセイ
日記 2023/11/15〚ゆるやか短歌〛 短歌はけっこう、ゆるやかに詠んでる。 よんだ短歌は、まずはこのサイトのHOMEにメモしている。そこは五行なので、五行埋まると、短歌のまとめページに、タイトルをつけて改めて載せる。そして次に新しい短歌を詠むたび、HOMEの短歌を右から上書き... 2023.11.16 日記
日記 2023/11/13〚つめたい今日〛 夢の中ではずいぶん気分が良くて、心が軽くて、窓からは懐かしく穏やかな風が吹いていました。陽射しは暖かく、薄いカーテンが揺れています。 一人ではなかった。家族が居て、そしてこれは夢だと気付いていました。 呼びかけた時、目が覚めました。 見上げ... 2023.11.13 日記
日記 2023/11/12〚寒いから、いなくなりたい〛 この前、なんだかとても落ち着かなくて、気晴らしになるかと夜、散歩に出た。 のだけれど、寒くて寒くて。公園で立ち止まって私はぼんやり、この冬を乗り越えられるのだろうかと思った。冬は過酷な季節だ。静かで、冷たくて、凍えるような過酷さ。ひとりぼ... 2023.11.13 日記
日記 2023/11/11〚最後に残すものをゆっくり作れば良い〛 かんぺきなものを、作らなきゃいけないような気がしてた。 いや違う……かんぺきなものを、作りたかった。だって、僕のすきなものはどれもかんぺきで、すばらしいものだったから。歩き出す時、それはいつも憧れではないでしょうか。なにかを、憧れずに目指す... 2023.11.12 日記