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『ENDER LILIES』感想

shiorai

ネタバレあり感想です。


ラスボスの穢れの王を倒してCエンドを見たので、一区切りにしました。
2025年12月の一本としてメインでプレイしていたエンダーリリーズ。近頃この手の2Dアクションゲームに手を出しておりますが、楽しいですね。
本作は何と言ってもMiliの音楽が素晴らしかったです。マップBGMもボス戦も印象的で素敵な曲ばかりです。ユリウス戦のAccoladeが特にお気に入り。

目覚めた少女が旅することになるのは、死の雨によって滅んだ果ての国。まともに生きている者の姿はどこにもなく、不死の呪いによって死ぬこともできなくなった穢者がひしめく国を、騎士と共に探索していきます。
すでにすべてが終わってしまった後の物語であり、全体的に物悲しいですが、リリィの施す浄化がこの物語の唯一の救いでした。穢者を倒すことでリリィはその穢れを浄化することができますが、それでようやくみな不死の呪いから解き放たれて眠りにつくことができるのです。

ボス戦はどれもかなり楽しかったです。最初は難しく感じる敵もパターンを理解できれば徐々に戦えるようになってきます。スキルやレリックの組み合わせを考えたり、攻撃のタイミングを見極めたり……とはいえ結局は回避ゲーになりがちな気もしますが。。それくらい回避アクションが強いです。
個人的に自動攻撃系のスキルはどうにもセコい気がして封印しましたが、戦い方には割と自由度がありセコい攻略方法も色々あると思います。セコくても勝てりゃいいんですよ。私は脳筋なので……前半は黒騎士、中盤はシルヴァ、終盤はユリウスを中心に近距離メインで戦ってました。イレイェンやへニールのような遠距離も若干セコい気がしてあまり使いませんでした。まぁ遠距離系は回数制限もありますしバランスはとれてると思うんですけどね。

個人的ハイライトはユリウス戦。一番苦戦しましたが一番楽しかったボス戦です。まず出会いの瞬間がいいですよね。果ての国を旅しているうちに王城に辿り着いて、そこにもやはり生きている者はおらず、、それでも一縷の望みを抱いて王座の間まで上り詰めたとき、そこにはすでに倒れ伏した王と、傍らに佇む騎士の姿がある……。とても印象的な場面でした。
ユリウス以外のボスにも言えることですが、攻撃を焦ると被弾します。このときはシルヴァ使ってたのもあって慣れるまでかなり苦労しましたが、だんだん攻撃を止めるべきタイミング、回避するべき瞬間がわかってきて、最終的に1フェーズ目はノーダメで削りきれるようになってました。こんな感じで自分の成長を感じられる瞬間が楽しいですよね。
3フェーズ目ではほぼ即死ビームを打ってくるのですが、これはユリウスの背後に回らないと回避できません。ユリウスから離れすぎると移動が間に合わずに当たってしまうため、つかず離れずで戦う必要があるのが難しかったですね。
ちなみに、首無し騎士というパリィカウンタースキルがあるんですが、私はユリウス戦の時点でこのスキル取り逃してまして、あったらもうちょっと楽だったかなぁと。私はユリウスにめちゃくちゃ苦戦したんですがそうでもない人も多そうですね。みんなゲームが得意ですごいな。。

ミーリエルは画面端に固定しているタイプのボスで、近づくと攻撃してくるので基本的には遠距離で削ることになると思います。ちなみに私がミーリエルと戦っていたとき、ミーリエルは左側にいるのにコントローラーが左にドリフトしてまして、そのせいで何度もぶつかって被弾してました。かなり厳しかったです。(買い替えました。)
遠隔攻撃とかもしてきますが、地面から出てくる爪はパリィで防げます。食らうとかなり痛いですが、一度タイミングさえ覚えてしまえば音ゲー感覚で簡単にパリィできるので楽しかったですね。
個人的に面白いなと思ったのは後半の弾幕攻撃です。これ最初はめちゃくちゃ苦戦したんですが、これはミーリエルから離れるほどキツくて、逆にミーリエルのそばにほとんど弾のこない空間があるんですよね。ミーリエルは基本近寄らない方がいい敵なので、灯台下暗しというか、気づいたときは盲点だったなと思いました。

穢れの王に本格的に挑む前にマップを全回収したのですが、禁じられた領域とかはかなりめんどくさかったですね。あそこ長居したくないですし。非常にいやぁ〜な空気感なんですよね。没入感のあるマップということでもありますが、探索するにはいやな場所でした。途中でやめようかと思いましたがなんとか自力でがんばりました。
この手の探索要素は、できることが増えるたびに都度戻って少しずつ探索していくのが好きな人のほうが楽しめるかもですねぇ。私はめんどくさがりなので全部のアクション習得してから一気に回収しよう、とか思うんですが、最終的には色々残ってるものが多くてめんどくさくなるんですよね。取り逃しもするし。私がユリウスに苦戦したのも色々足りてなかったからかもですね。
井戸の地下のところだけわからなくて、そこは攻略情報を調べました。スキルを使って空中を移動するのか。。なるほどな。。

穢れの王はユリウス、ファーデンと、ユリウスの奥義をメインに使って戦いました。
基本的に雑魚処理ゲーになっちゃってましたが。。ラスボスってなんだかんだそういうのありがちですよね。
レリックは攻撃で回復する「不死騎士の証」と、奥義ゲージが増える「リコリースの指輪」は必須かなと思いました。ユリウスの奥義を横から良い感じに当てればボス削りつつ雑魚を一掃できますし、多弾ヒットするのでかなり回復できます。サカナ(って呼んでました)が4匹とかになっちゃってるのに奥義が溜まってない、、とかなるとかなり苦しかったんですが、奥義ゲージを増やしたらかなり安定しました。シルヴァの奥義でも同じような感じにできそうですがユリウスのほうが当てやすいかなと思います。サカナウロウロするので。
メイン攻撃としてはファーデンを近くで当てればガリガリ削れるんでそれだけでもいけるんですが、後半戦もあって足りなくなるのでユリウスでちまちま削りつつって感じにしました。ここらへんは好みですね。

さて他のボス戦の記憶があまりない。。本格的に腰据えてやりだしたのがユリウスあたりからで、それまではちまちま進めていたので割と時間が経ってしまってるんですよね。ウルヴは巷では最難関と言われているようですが、確かに苦戦はしましたけども今となってはユリウスほどじゃなかったなぁ、くらいの記憶です。
ヘニールに関してはたしか2.3回目くらいでサクッと勝てて、ユリウスのあとだったのもあってあれ弱い、、みたいな印象しかないですね。シルヴァ戦は楽しかった記憶あります。シーグリッドの攻撃を最後の一撃にしたくて。

二周目とかボスラッシュとかはまた気が向いたらでいいかなと思ってます。(気は向かなそうですが)

Aエンドをみたとき、「生まれてきた意味が誰かが生んだ穢れを背負うだけなんて悲しいでしょう?」、という言葉があって色々と考えていたんですよね。その言葉の意味も今となってはわかりますが……。白巫女たちが、もともと泉の白巫女の穢れを引き受けるために生み出された分身のようなものということですね。
ただ、リリィがこの旅の間にしてきたことは、ただ誰かの穢れを代わりに背負うだけではなかったと思うんですよ。誰かの身代わりとしてではなくて、リリィは自分の意思で手を差し伸べたのであって。それがCエンドでは泉の白巫女の「あなたはあなただ」という言葉によって肯定された感じがして、そのリリィの存在が、白巫女たちを犠牲にしたくはなかった泉の白巫女にとっても救いだっただろうなと。

Aエンドだとリリィ自身の穢れは浄化されて果の国から出ていくことになったようですが、Cエンドではその後どうなったんでしょうね。

なんにせよたのしかったです。お気に入りの一本になりました。サントラはしばらく聞くと思います。シリーズ二作目も出てるみたいなので気が向いたらやりたいですね。

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