日記 貝殻と塩[#240324] 2024年3月24日 海辺を歩く。 帰りの電車に乗り、西日差すまどろみの中で水平線1を眺める。 記事を書こうとキーボードを打つ手が冷たい。自分のアパートに戻ってきた。暖房をつけるかどうか、ためらったまま、指先が冷えていく。 この先のことに... 2024.03.24 日記
日記 逃げる、寂しさ[日記#240323] 書くことは、いつまでも続く。今日も、生きていたのと同じようにして。 サイトを作っていると、本当に大事なのは中身(コンテンツ)だと解っているのに、些末なことばかりが気になる。行間とか、フォントとか。デザインを拘るのも楽しいけど、どうせセンス... 2024.03.24 日記
日記 雪解けの滴る[日記] 窓の外からは、一昨日降った雪が溶けて、屋根からしたたる水音が聞こえてくる。 昨晩は眠れなくて、寝不足で頭が重く、ぼんやりする。「シーシュポスの神話」を読み進める。昨年、カミュの「ペスト」と「異邦人」を読んだ。偉大な作品を読み通し、自分なりに... 2024.03.22 日記
エッセイ 「生きるか死ぬか」は、くだらない問題なのか。 to be or not to be. William Shakespeare「Hamlet」 意味と理由 大学三年生の秋、カウンセラーの先生と、生きる意味や生まれてきた理由について話し合ったことがある。半年ほど前のことだ。 ぼくはその頃... 2024.03.22 エッセイ
日記 〚辛抱づよく〛日記:240321 今の自分にとって大切なのは、辛抱づよくいることのように思う。 何かが今すぐに変わると思わないことだ。特に……自分以外のものについて。 何かを望むのなら、それは辛抱強く待つしかない。何かを無理やり変えることはできないし、するべきでもない... 2024.03.21 日記
日記 〚なぜならそれも必要だったから〛日記:240320 2023年3月20日 多分、この先もたくさん、苦手で、嫌いで、いやなことをしていかなければならないのだろう。それを避けるために、やっぱり、苦手で、嫌いで、いやなことをしなければならないのだから。 大学四年生になろうとする春なのだから当然... 2024.03.20 日記
日記 憂鬱に蓋をする、再生[#240319] これってなんの意味があるんだろう、っていうようなことを、真剣にやって、苦しい思いをしたりもする。「酔う」とはよくいったものだ。 そういえば昨日眠れなかったのも、珈琲を飲んだせいだったかもしれない。飲んだのはお昼だったが、私はいつのまにかカフ... 2024.03.19 日記
日記 〚こんなに遊んでばかり〛日記:240318 こんなに遊んでばかりいていいのかなぁ、と、ぼんやり思いながら、1日中あそんでいる。だって、ほかに、することないし。お金もない。生きてても良いことはない。でも、面倒くさいしさ。 昔よりおとなになった気でいるけど、なんも変わってなくて、楽しい... 2024.03.19 日記
短編小説 赤光 一人の男が歩いている。 彼は、人殺しだ。 何人も殺した。その数も、顔も覚えていなかった。家族を殺したし、そうでないものも殺した。彼が歩きながら感じていたのは、息も詰まるような憎しみだった。 「みんな、死んじまえ……」 男は呟きながら歩いた。... 2024.03.17 短編小説
日記 〚EGG〛日記:240317 頭がやけにざわめく。混乱する。感覚が落ち着かない。嵐が吹いている。ただ黙っている。目を閉じている。 あまり自信を持ちすぎないことだ。驕らないことだ。誇らないことだ。 そして進むことだ。それがむずかしい。 ある程度の幻想や過信がないと、... 2024.03.17 日記